まちなかディサービスくじらの介護予防推進事業「介護予防教室ぐるみん小戸いきいき塾」の6月号を本日行いました。
内容は、管理栄養士による栄養指導で、火を使わない料理教室(示範のみ)を主軸にいたしました。
6月のテーマは、「記憶力と活力アップの栄養学」。
記憶力に必要な重要な栄養素は4つ
①DHAとEPA(脳の活性化)
②レシチン(脳内の神経伝達物質)
③ホスファチジルセリン(神経細胞の代謝の活性化)
④ブドウ糖(脳のエネルギー源)
そして活力の鍵を握る神経伝達物質「セロトニン」。
これを分泌させる3つの栄養素
①トリプトファン(アミノ酸の1種)
②ビタミンB6(①の栄養素をセロトニンにする潤滑油)
③糖質(生成された①を脳へ送り込む)
大きな鍵をもつ青魚と豆腐とパプリカを使って
・主菜~さばの味噌煮(炊飯ジャー料理)
・副菜~ひじきの煮付(電子レンジ料理)
・デザート~豆腐のチーズケーキ(炊飯ジャー)
に挑戦してみました。
参加者に簡単で美味しいと大好評だった「ひじきの煮付け」をご紹介いたしますね。
4人分の材料
めひじき10g・冷凍枝豆(さやなし)50g・パプリカ赤50g・A(濃口醤油大匙1/2・顆粒だし小匙1/2・ごま油小匙1)
作り方
① パプリカは2~3cmの千切り、芽ひじきは洗って水気を切る。
② 耐熱性のボールに①、枝豆、Aを入れてラップをして電子レンジ600w3分加熱。一度かき混ぜ、さらに1分間。
③ 再びかき混ぜ、新しいラップに変えて、10分間置くと出来上がり
恭子先生の栄養一口メモ
① 芽ひじきは柔らかいので水に戻さずにそのまま利用しましょう。手間が省けて便利ですよ。
② 完成したものは、卵焼きの具、サラダ、炊き込みご飯、茹でもやしと酢の物、豆腐と混ぜて白和えなど利用価値は多分にあります。
③ 冷蔵保存で5日間。冷凍保存で3週間です。
カルシウムも豊富ですので、特に女性には欠かせない1品になりそうです。
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この講座が、食生活のヒントになって、健康で長生きする宮崎県そして日本にしたいとあらためて思いました。
お問い合わせは、℡0985-29-7073(まちなかディサービスくじら) 次回は7月14日(日)13~15時です。