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5月の限定食品、薩摩藩の「あくまき」について

こどもの日に食べるちまきに「あくまき」という薩摩藩(鹿児島県と宮崎県)の郷土料理があります。
西南戦争時に、西郷隆盛が持参した保存食で、筍の葉で、灰汁に漬け込んだもち米を包んで蒸したもの。
包んである紐で切るっという機能さが素晴らしい。
そのままはもちろん砂糖やきな粉をつけたり、醤油をかけたり、天ぷらにして食べても美味しい。
西郷隆盛のようにたくましく育って欲しいという願いと、筍が取れる4-5月の薩摩藩の限定食品。

私が思うこの保存食の素晴らしさは、タケノコの皮で包んだところ。筍の葉には殺菌作用、軟化作用があるのをうまく利用し、空気に触れないように包み込んでいます。しかも灰汁にもち米を漬け込んでPHをアルカリ性食品にしたところは昔の方々の偉大さを感じます。

詳しくは「がんに打ち勝つ栄養学と明るいがんの話」33話でお話しています。
→ https://youtu.be/W5aquv8_ijg

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