お早うございます。今日2月3日節分(文責:管理栄養士 野田恭子)
節分の日って、一体何を食べるのでしょうか?
〇節分の由来は?
節分とは、季節の変わり目を意味。
昔は、『せち分かれ』と言って立春、立夏、立秋、立冬の季節の始まりの日の前日を節分と言っていました。現在では、冬から春になる立春の前日の、2月3日だけが節分として残りました。立春は1年の季節の始まりで一日前の節分は季節の大晦日にあたります。
〇なぜ、豆をまくの?
季節の変り目には鬼が出ると言われ、節分に豆をまいて鬼を追い払うのは、室町時代から続いています。
〇豆まきの豆は必ず炒った豆を使いましょう。
【豆=魔目】を炒る事で、鬼をやっつける意味があります。【炒る=射る】にも通じます。また、拾い忘れた豆から芽が出ることは縁起が悪いといわれ、いる事で芽が出ないように、炒るようになりました。炒った豆を福豆と言います。
〇豆まきの正式ルール
①豆まき用の福豆を升に入れ豆まきの直前までお供えする。
②節分の日の日が沈む時間に、窓を開けて、家の奥から外に向かって豆をまいていく。豆をまくのは、家の主人か年男。
③掛け声は『鬼は外、福は内』と元気良く。鬼を追い払ったら、すぐに窓を閉める。
④窓を閉めたら、すぐに自分の数え年の数だけ豆を食べる。
〇節分の食べ物7つ
①豆 ②恵方巻 ③いわし ④そば ⑤こんにゃく ⑥けんちん汁 ⑦くじら
〇太巻きは、七福神カラーの具材で。
・赤 …… いくら、鮭、エビ、カニ、マグロなど
・黄 …… 厚焼き玉子、伊達巻、高野豆腐
・緑 ……胡瓜、菜花、三つ葉、シソ、法蓮草等
・茶 ……かんぴょう、アナゴ、ウナギ、椎茸など
・桃 ……おぼろ・桜でんぷん、生姜甘酢など
・黒 ……のり
・白 ……ご飯
〇恵方巻きを食べるルール)
①太巻きを選ぶ
②恵方を向いて食べる(2018年は南南東)
③黙って食べる
④口から離さないように食べる
⑤包丁で切らない
食べる際には、願い事を心の中でつぶやきながら、途中で口を離さないよう、黙って1本丸ごと食べきりましょう。
節分の食べ物7つ(①豆②恵方巻③いわし④そば⑤こんにゃく⑥けんちん汁⑦くじら)からどれか一つ選んで我が家の節分をしましょう。
明日からいよいよ春…福豆をまいて気分新たに頑張ろうっと!!